街を歩いていると、なんの見返りも求めずに世の為にありがたい行為をされている方を見かけます。
私は時々早朝ランをするのですが、この季節は夜明け前の公園や街路樹の下を大きなビニール袋を片手に個人的に落ち葉掃きをしている方がたくさんいます。おかげで街はきれいでいられます。
国立市には、定期的に夜のパトロールやゴミ拾いを続けている地元の大学生たちもいます。かつていい加減な学生生活を送っていた私とは大違いです。
朝の通学路の見守りをしてくださるご年配の方々(緑のお爺さん)もありがたいです。おかげで子供たちを毎朝安心して送り出せます。
そのような活動をしている人たちは、お年寄りや若者などどちらかといえば社会的には弱者といわれる方が多い気がします。
政治家や経営者など、社会的影響力のある人たちが貢献志向になったら地域はさらによくなるに違いありません。
そういえば先日の衆院選後に、小泉進次郎くんが池上彰さんとのやりとりの中で「政治は職業ではなく生き方だ」と応えていたことが印象的でした。人は職業や立場でなくて、その生き方に影響されてしまいます。
他人を批判ばかりする人ほど、やっていることは案外自分勝手だったりします。何を言うのではなく、何をやるのかがその人の本質です。やっていることを見られていると思うと、私もしっかり生きなくてはと今日も反省してしまいます。