世の中の大半の人は、一生を能力も実力も発揮することがないまま終えてしまいます。一方、能力的にも実力的にも劣った人がなぜだか上手くいってしまうことがあります。
その違いを生む大きな要因が潜在意識です。人の成功や幸福には潜在意識が大きく影響します。
普通の人は成功の予感などなかなか持てないものです。成功したいという気持ちと裏腹に、なんとなく失敗しそうな予感がしてしまいます。
もしも潜在意識をプラスに出来たら、実力どおりの結果が得られます。実力以上かもしれません。つまりプラスの思い込みが大切ということです。
勝利や成功を素直に信じられる人は、それを再び味わうための努力が苦もなく出来てしまうのです。泣き言やグチなど出てきません。
昨日、テニスの全米オープンで優勝した大坂なおみは、ネガティブ思考で練習嫌いだったのが、新コーチの影響でプラス思考になり、辛い練習も好きになったと言います。その結果が全米オープンの優勝です。
優秀な人の脳は、数々の成功体験に基づく「記憶データ」がインプットされているので最初からプラス思考になっています。成功する人間と、そうでない人間の違いはこれ以外に存在しないと言うのは、ブレイントレーナーの第一人者の西田文郎先生です。
悪い予感が多い人は、そのたびに頭の中ではマイナスのイメージトレーニングが行なわれることになります。マイナスが潜在意識に刻まれるのです。マイナスのエネルギーは、現在の思考だけでなく、未来の行動にも大きな影響を与えます。
寝る前に「本日の反省」なんて最低のイメージトレーニングです。能天気に明るい未来をイメージしながら眠りにつけたら最高ですね。反省は瞬間で十分なのです。