みなさまはクレドってご存じですか。クレド(credo)とはラテン語で「信条」「約束」「志」を意味します。
リッツカールトンのクレドが知られていますが、企業活動において社員一人ひとりが判断をする上での拠り所となる価値観や行動規範を簡潔に表現したカード型のツールです。
ミッションや経営理念は抽象的な表現になりやすいのですが、クレドには具体的な表現が使われます。
作ったはいいが、とかく絵に描いた餅になりがちなのが経営理念やクレドです。大石会計では画餅とならぬよう、毎朝の朝礼でクレドを使っています。
朝礼ではクレドの一項目について社員がスピーチをします。約束しているわけではありませんが、そのスピーチで社員がマイナスの言葉を発することは皆無です。
プラスの言葉オンリーのスピーチは、言っている本人も聞いている仲間も心が上向きになるから不思議です。会社の方向性や文化を浸透させるために大切にしている時間です。
大石会計では10数年前にリッツカールトン等いくつかの会社を参考に初めてクレドを導入しました。その大石会計のクレドを参考に、社員2000名を超える金融機関がクレドを作り、クレドによる朝礼を導入されたことは弊社の小さな自慢です。
いま大石会計では中堅社員を中心に、3回目のクレドバージョンアップに取り組んでいます。クレドを作るその過程で、社員は会社を深く知ることになり連帯感が増す効果もあります。
経営理念は会社のあり方、方向性、価値観の表明ですから社員に作らせるわけにはいきませんが、クレドは社員たちが話し合って作ることがいいのです。
社員の連帯感や帰属意識を高めたいとお考えでしたら、クレドを作ってはいかがでしょうか。サンプルとして弊社クレドを差し上げますし、弊社中堅社員がご指導いたします。