不特定の人が利用するトイレってほぼ清潔に使われていませんよね。女性は知らないと思いますが、駅の男子トイレの小便器周りはもう最悪です。
みんなが便器に触れないように離れて用を足すので床は汚れます。それを避ける為にまた遠距離砲を放つ、負の連鎖です。
自宅のトイレと同じようにとは言いませんが、知人に見られても恥ずかしくない使い方をしたいものです。
かつては、大石会計のトイレを使った方から、「トイレがきれい」とお褒めいただくことが度々ありました。昨年新築ビルに越してからは、キレイは当たり前なので褒められることもなくなりました。
大石会計では、トイレの床が一滴でも濡れていたら誰かが拭き取ります。いつもキレイに保たれているので、もしも汚れていたら最後に使った人だと分かるので誰も汚しません。
10年以上前から男性トイレの掃除は私がしています。私自身の修行のつもりで始めたのですが、私への気遣いもあってか社員はきれいに使ってくれます。
因みに、大石会計の週一地域清掃は、私のトイレ掃除を知った数人の社員が、「自分たちも人の役に立ちたい」と言って、私の知らないところで自主的に始めたのがスタートです。
この活動は10年継続したとして一昨年国立市役所から表彰されました。ありがたいことです。なによりも社員に感謝です。
たった一人のトイレ掃除から社員も会社も思わぬ方向に変わるものです。私にとっては大きな気付きでした。結局のところ『何を言うかではなく、何をやるか』ですよね。