理想の未来を言語化

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 これまでのあなたの人生、思い描いた通りになっていますか。今の職業、年収、住んでいるところ、家、自動車、洋服、アクセサリー、友人や恋人、配偶者、出身校……。

 “なに様”と思われるかもしれませんが、私自身これまで強く思ったことはほぼ実現してきました。

 でも、それってみんな同じはず。誰だって強く思ったこと、誓ったことはかなりの確率で実現しているものです。

 私にもショボい過去や後悔はいくつもあります。それは「もっと一所懸命やっておけばよかった」、「真剣に考えればよかった」というものばかりです。

 強く思ったら誰だって何か行動を起こすはずです。行動しないのは思いが足りないか、本当の価値観から外れているからです。とにかく行動しないことには何も変わりません。すべては自分次第、誰のせいにもできません。

 何が欲しい、どうなりたい……明確に言語化できたら、その思いはかなり実現に近づきます。言語化できないものが実現できるほど甘くありません。

 経営も人生も同じです。経営者ならその“価値ある思い”を言語化することです。つまり経営計画書にしたためるのです。私の実体験では、それを社員と共有できたら、その思いは半分以上実現されたようなものです。あとは行動あるのみです。

 社長は「忙しい、忙しい」と日々の業務に追われている場合ではありません。会社の未来のために大切なことに時間を使うのです。

 「過去の因を知らんと欲すれば、現在の果を見よ。将来の果を知らんと欲すれば、現在の因を見よ」……将来がどうなるのか、すべての原因は今ここにあるということですね。