いよいよ東京オリンピック2020が始まりました。8年前に東京五輪が決まった時、まさかオリンピックそのものにこんな逆風が吹き荒れると誰が想像したでしょうか。
この期に及んでもまだ「東京オリンピック反対」と叫ぶ人がいます。
一方、TV各局はあんなに反対していたのに、始まってみれば今は東京五輪一色です。すべての人が納得し喜ぶことなんてありませんね。
イソップの『ろばを売りに行く親子』の話を聞きました。ロバを引いている親子を見た人が、「せっかくロバを連れているのに乗らないなんてもったいない」と言います。
なるほどと思い、父親は息子を乗せます。しばらく行くと別の人がこれを見て、「若者が楽をして親を歩かせるなんてひどいじゃないか」と言います。
なるほどと、今度は父親がロバに乗り息子が引いて歩きます。これを別の人が見て、「自分だけ楽をして子供を歩かせるとは悪い親だ」と言います。
それはそうだと二人でロバに乗りました。また別の人が、「二人も乗るなんてロバがかわいそうだ」と言いました。
……結局のところ、何をやってもどんな発言をしても反対や批判はあるものです。いちいち気にしていられません。
大石会計ではオリンピック期間中、社員のために事務所4階のセミナールームでTV放映を大型スクリーンで見られるようにしました。良かれとの思いでやることですが、もしかしたら反対している社員もいるかもしれません。とにかく仕事はしっかりやります。
次はいつ経験できるか分からない地元開催の夏季オリンピックです。大石会計でも心ひとつになって日本を応援したいと思います。