会社の経営はどんなに頑張っても上手くいかないことがあります。むしろ思い通りにならないことの方が多いかもしれません。それは人生も同じですね。
そんな時、「会社が〇〇だから」「上司が〇〇だから」「お客様が〇〇だから」と原因を第三者のせいにしがちな社員ばかりでは困ります。
たしかにご指摘通りのこともあるでしょう。ならば、どうしたら改善できるのか考えてほしいものです。ピーチクパーチク批判だけでは新橋のガード下のサラリーマンと同じです。
会社にとって有り難いのは、困難な出来事を自分事として対策を考えてくれる社員の存在です。評論家にならずに、会社のため社員のために自己犠牲を払ってくれる人たちです。
大石会計の幹部はみんなそんな奇特な人たちです。その素質がある社員を見出し、育成することも経営者の大切な仕事です。
単に知識やスキルが優れているだけでは幹部社員に登用してはなりません。実務力のある社員は影響力があるので、さらに立場を与えては社内を混乱させてしまいます。
大石会計は幹部社員に対して実務力に加え、次のことを求めています。
① 方向性の共有・・・・会社の文化や志向に共感できること。これはすべてに優先されます。
② 素早い対応と結果・・経営上の問題(事故、トラブル、クレーム等)発生時に求められます。勇気と決断力が試されます。
③ 人間力・・・・・・・生まれながらに備わっている人もいますが、業務経験を通じて身につけられます。自分自身の足りなさの自覚が必要です。
改めて大石会計の幹部社員たちには頭が下がります。そんな社員に出会えたこと、同じ船に乗っていられること、なにより不完全な私を補ってくれていることに感謝です。